犯罪の意識がない政治家

菅原一秀経済産業大臣が,大臣を辞任した。

その理由が,有権者に金品を贈っていたというのだから,呆れたものだ。
これは,倫理の問題ではなく,公職選挙法に違反する犯罪行為を行っていたということだから,救いようがない。

しかも,政府・自民党は,報道された当初は,10年以上前のことだから時効だといって逃げ切ろうとしたが,最近のことも発覚して,庇いきれなくなったらしい。
けれど,これは,裁判とか法的責任とかが問われているのではなく,そのような犯罪行為を行った人間に政治をやらせていることの問題が問われているのだから,時効が完成しているとかいないとかの問題ではない。
政府・自民党の連中には,倫理感が欠けていることがはっきりした。

その上,大臣を辞めただけで,議員は辞めないらしいし,国会も,辞職勧告さえもしないようだ。

悲しいものだ。

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